
とても嬉しいことがありました。
瀕死の状態だった熱帯魚グッピーが元気になってくれたのです。
うちでは オカメインコの他に11匹の熱帯魚を飼っていますが 魚たちは 淡水魚でネオンテトラやエンペラーテトラ、水槽のお掃除をしてくれるオトシンクルスなんていうのもいます。
最近 夫が「綺麗だったから・・・」と言ってグッピーを4匹買ってきました。
世話をする係りですが 一応オカメインコのぴ〜が私の担当で 熱帯魚たちが夫の担当と暗黙のうちに決まっています。
反応が面白いぴ〜に比べると 魚は物足りないこともあって 実は 私は今まで魚たちを 部屋のインテリアくらいの感覚でしか見ていませんでした。
でも、夫は 仕事で疲れて帰ってきて 夜にお酒を飲みながら 自由に泳ぎ回る熱帯魚を眺めていると癒されると言います。
そこに よく動くグッピーを入れたら 水槽がいっそう華やかになりました。
(グッピーは 色が赤や黄色で 特にオスは尾がひらひらしていて とても綺麗なんですよ。)
ところが・・・
買ってきて間もなく 一匹、、また一匹と元気が無くなり あっという間に二匹のグッピーが死んでしまいました。

グッピーは比較的丈夫で飼いやすいと聞いていたのですが うちの水が合わなかったのかもしれません。
そして、グッピーを飼ってみて初めて知ったのですが 同じグッピー同志は いつも仲良く連れだって泳ぐことが多いのですね。
残った二匹のグッピーは(両方ともオス) その後も仲良く一緒に泳いでいたのですが ついに そのうちの一匹までも 体が横を向き始め ついには水面に横たわって泳げなくなってしまいました。
「あ〜、もう このグッピーだめだね・・・グッピーは家では難しいから もう飼うのはやめようか」・・・なんて夫に話していたのですが なんと 残った元気な方の赤色グッピーが 横たわるオレンジ色グッピーのそばを ずっと離れようとしないのです。
まるで「どうしたの?大丈夫?」とでも言っているように 口で弱ったグッピーの体を軽くつついたりしています。
もうそれを見た途端、赤色グッピーのけなげさに たまらなくなりました。

なんとかオレンジグッピーを助けたい。
ネットで調べると 塩水に入れるとよいと書いてありました。
漬物などに使う粗塩で0.5パーセントの塩水を作ります。
30Lの水に対して50グラムの塩です。
早速 バケツに塩水を作り 弱ったオレンジグッピーを移しましたが しばらくは横になったまま浮いている状態でした。
ところが 数時間後に見ると 少し体が傾いているものの ちゃんと体が泳げる体制に戻っています!
(塩水が効いた〜〜

)
ただ ずっと体を横にしていたので 尾が体に対して曲がってしまい うまく泳げないようでした。
また二日くらいは餌を食べず 水面にじっと浮かんでいる状態で あきらかに弱っている様子でしたが 3日目くらいから 徐々に餌を食べるようになりました。
5日ほどバケツの塩水(うちでは ICU 集中治療室と読んでいました)で過ごし もう大丈夫だろうと 元の水槽に戻したのですが 水槽の水流に負けるほど体に力が入らず 水中を漂い また 水面に横たわってしまいます。
体が曲がってしまったので それもうまく泳げない原因だと思います。
塩水に入れて元気にし、水槽に戻すと弱る・・・こんなことを3度も繰り返しましたが 心を動かされたのは やはり元気で水槽に残っている赤色グッピーの様子でした。
少し元気になったオレンジグッピーを水槽に戻した途端 「駆け寄ってくる」という表現が一番ぴったりの赤色グッピーが 体全体から喜びのオーラを出しているのが伝わってくるのです。
オレンジ君の周りを嬉しそうに泳ぎながら「どこ行ってたの?さびしかったよ」とでも言ってるかのようにも見えます。
そして 「まだ駄目だった」・・・とオレンジ君を水槽から出すと 赤色グッピー君は まるで探しているかのように 水槽の中をすごいスピードで泳ぎ回り いないと分かると 水槽のガラスに映る自分の姿を仲間と思うのか ずっとガラスに向かっているのです。
こんなグッピーの様子を見ていた夫が「魚の感情が これほど分かるのは初めてだ」と驚いていました。
グッピーに注目していたから余計そう感じるのかもしれません。
他の魚たちについては 相変わらず 気ままに泳いでいるようにしか見えなかったです・・・

一時は「助からないかもしれない・・・」という状況になり もうグッピーは飼わないと思ったものの 残った赤色グッピーがあまりにも可哀そうだったので もう一匹新しいグッピーを買ってきて入れました。
赤色グッピーは 新しい仲間が来てくれたことを喜んでいるようでしたが 新入りは それほどでもない様子で グッピーにも性格ってあるのだろうかと思います。
バケツの集中治療室に入ってから4週間弱かかり やっとオレンジ君が元気になりました。
曲がってしまっていた体もまっすぐになり 今は 3匹が元気に水槽の中を泳ぎ回っています。

夫に「グッピーの命を救ったね」と言われましたが 救ったのは 赤色グッピー君かもしれません。
赤色グッピー君のけなげな姿を見ることがなければ 私は助けようとは思わなかったから・・・

写真左よりにいる尾のオレンジっぽいのが 元気になったオレンジ君です。
そして中央にいるのが 仲間思いの?けなげな赤色グッピー君

容体がいつ急変しても大丈夫なように 集中治療室は しばらく用意してあったのですが それも必要がないほど元気になりました。
今は 毎日 魚たちが元気でいるか様子を見ることが楽しみになっています。

ペットショップの人に聞いたところ、グッピーは綺麗な水を好むそうです。
我が家では 今までは2週間に一度の水の交換でしたが これだとフンや餌で徐々に水が酸性になってしまうため グッピーにはよくなかったのかもしれません。
ちなみに塩水はアルカリ性だそうです。
水は魚にとって血液と同じだそうなので 水質の管理は大切なのだと思います。
今は 一週間に一度 水槽の水を三分の一くらい取り換えるようにしています。